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心が辛い時、やってはいけない5つのこと

  • 執筆者の写真: chietokuyama
    chietokuyama
  • 5月27日
  • 読了時間: 3分

心が辛い時、私たちは「もっと頑張らないと」「なんとかしなきゃ」と思うあまり、逆に自分を追い詰めてしまうことがあります。今回は、そんな心が辛いときに避けたい5つのことをご紹介します。少し立ち止まって、自分にやさしくするヒントにしてみてください。


1. 無理にポジティブになろうとする

「前向きに考えなきゃ」「ポジティブになろう」「弱音を吐いたらダメ」——こんなふうに、自分に言い聞かせていませんか? ポジティブ思考は大切ですが、つらい気持ちを押し込めるだけになってしまうこともあります。


「今はつらい。無理に元気になる必要はない」「今とてもストレスがかかっているから苦しいな。永遠にこの状況は継続しない」と、自分の気持ちにOKを出してみましょう。感情を否定しないことが大切です。


2. 他人と比べる

SNSや周囲の人を見て、「自分だけがうまくいっていない」と感じることはありませんか?でも、人それぞれ見えない苦労や背景があります。他人の表面的な部分と、自分の内面を比べても意味がありません。


まずはSNSをOFFにしてみましょう。そして「比べる対象は他人ではなく、昨日の自分」。小さな進歩を見つけることが、心を軽くしてくれます。


3. 頑張りすぎる

「もっと頑張らないと」「今こそ踏ん張らないと」「もっと努力しなきゃ」と、自分を追い込んでいませんか?心が疲れているときにさらに頑張ると、燃え尽きてしまう危険もあります。


頑張るよりも、「今は休む」ことが必要なときもあります。心と体のセルフケアの時間を意識的にとってみましょう。


4. 一人で抱え込む

「誰にも迷惑をかけたくない」「話してもどうせ分かってもらえない」「こんなことで悩んでいるのは自分だけだ」と、つらさを一人で抱え込んでしまう人も少なくありません。でも、苦しいときこそ、誰かに話すことは大きな助けになります。完璧な言葉で話せなくても大丈夫。あなたの気持ちに寄り添ってくれる人は、きっといます。もちろん、カウンセリングルームWabisabiもその一つです。


信頼できる人に、少しだけ気持ちをこぼしてみましょう。「助けて」と言えることは、弱さではなく強さです。


5. 自分を責める

「自分の責任だ」「こんなふうに感じるなんて自分が悪い」「もっとちゃんとしていれば…」——そんなふうに、自分を責めていませんか?心がしんどいとき、自分に対して厳しくなりがちですが、自分を責めても状況はよくなりません。むしろ、心の傷を深めてしまうこともあります。


苦しいときこそ、「つらい中、よくここまで頑張ってきた」「よく耐えているよ」と自分に声をかけてあげましょう。その一言が、心をやわらかくしてくれます。


最後に

心が辛いとき、私たちはつい自分の本当の心を無視しがちです。でも、そんなときこそ、自分の内側にある小さな声に耳を傾けてみてください。「つらい気持ちに気づいてあげること」が、セルフケア つまり自分を大切にする最初の一歩です。


カウンセリングルームwabisabiでは、「完璧じゃなくていい」「そのままのあなたでいい」——そんな“ありのまま”を大切にした時間を提供しています。もし誰かに話してみたくなったら、どうぞ遠慮なくご相談ください。あなたの「しんどい」「辛い」が、少しで和らぐように専門的視点を持ってお話をお伺いします。


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