梅雨時期に心が疲れやすくなる理由と、おすすめのセルフケア
- chietokuyama
- 6月6日
- 読了時間: 3分

梅雨に入ると、どんよりした空、続く雨、湿気……。なんとなく気分が沈んだり、やる気が出なかったりと、心と体に変化を感じる方も多いのではないでしょうか。「季節の変わり目だから仕方ない」と流してしまいがちですが、梅雨の時期には心の不調につながるサインが出やすくなります。今回は、そんなときに気づいてほしいサインと、それにやさしく応えるセルフケアをご紹介します。
気をつけたい梅雨時期のサイン
梅雨の時期、以下のような変化を感じていませんか?
朝起きるのがつらい/ずっと眠い
気分が落ち込みやすい、涙もろくなる
食欲がない、または食べすぎてしまう
何もしていないのに疲れている
やる気が出ない、自分を責めてしまう
これらは、自律神経の乱れや気圧の影響、日照不足などが関係していることがあります。心の「疲れてるよ」というサインに、気づいてあげることがとても大切です。
サインに気づいたら、どうしたらいい?
まず大切なのは、そのサインを否定しないことです。「こんなに疲れてちゃダメ」「ちゃんとしなきゃ」と自分を責めるのではなく、「そっか、私、今疲れてるんだね」「よくここまでがんばってたね」と、自分自身にやさしく声をかけてみてください。
そして、次のようなステップで、自分の心を少しずつ整えていきましょう。
予定を少しゆるめる(完璧を手放す)
がんばらないでできる、心地よいことを選ぶ
1日1つ、「自分のためにしたこと」を見つける
必要であれば、信頼できる人に話してみる
「気づく→責めない→ゆるめる→整える」このサイクルが、梅雨の時期の心を守る大切な流れになります。
梅雨時期におすすめのセルフケア3選
1. 「日光の代わり」に明るさを取り入れる
外が暗いと、脳も“眠気モード”になりがち。朝起きたらまずカーテンを開けて、部屋をできるだけ明るくすることを意識してみましょう。お気に入りの照明やデスクライトを使うのも効果的です。
2. 「できていること」を声に出して認める
気分が沈みがちなときは、「自分なんて…」と否定的になりやすいもの。そんな時こそ、「今日も顔を洗えた」「ちゃんとごはん食べた」と自分ができたことを声に出してみましょう。それが自己肯定感を少しずつ支えてくれます。
3. 五感で「心地よさ」を取り戻す
香り、音、触感などで五感を満たすセルフケアは、梅雨時期にぴったり。お気に入りの香りのアロマや入浴剤・雨音をBGMにしてリラックスしたり、やわらかい毛布やルームウェアで安心感を五感をととのえると、自然と心が落ち着きます。
梅雨は「頑張る」より「ゆるめる」が大切
梅雨時期は、心も体も自然と疲れやすくなります。「もっと頑張らなきゃ」ではなく、「今はこういう時期なんだ」と、自分にやさしい視点を持つことが大切です。
気分の波がつらいときは、一人で抱えずにご相談ください。カウンセリングルームwabisabiでは、雨の季節にも寄り添える場所でありたいと思っています。
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