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子どもと一緒の夏休み、親の“ひとり時間”の作り方

  • 執筆者の写真: chietokuyama
    chietokuyama
  • 7月26日
  • 読了時間: 3分
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自分のケアは、家族の笑顔を支える

こんにちは。カウンセリングルームwabisabiとくやまです。子どもたちが楽しみにしている夏休み。でも、子育てをしている親にとっては、「24時間体制」のように感じられる時期でもありますよね。「自分の時間がない…」「ちょっとでいいから一人になりたい…」「いっぱいいっぱいになって苦し苦なりそう」そんな思いを抱えながら、がんばりすぎていませんか?


今回は、「親が自分を大切にしながら夏を乗り切るための“ひとり時間の作り方”」について、具体的なアイデアとともにお伝えします。


夏休みは「家族時間」と「自分時間」のバランスが崩れやすい

家族との時間はかけがえのないものですが、「自分の時間」も同じくらい大切です。

とくにこの時期は…

  • 子どもと一日中一緒にいることで気が抜けない

  • 食事・お出かけ・宿題のサポートなどでタスクが増える

  • パートナーと負担の偏りを感じてストレスが溜まる

など、目に見えない“心の消耗が起こりやすくなります。


まずは「ひとり時間は贅沢ではなく、必要なケア」と捉える

「子どもがいるのに自分の時間を取るなんて…」と罪悪感を感じる方もいるかもしれません。でも、親が疲れ切ってしまっては、家族全体の空気も重くなってしまいます。自分のセルフケアすることは、家族をケアすることにもつながるんです。


ひとり時間をつくるアイデア5選

1. 「10分だけ」でも十分!プチひとり時間を作る

例)朝、家族より10分早く起きてコーヒーを飲む/トイレで深呼吸する/マインドフルネスをする。短時間でも「自分のリズムを取り戻す」ことが大切です。


2. 子どもと「お互いの時間」を話し合ってみる(年齢に応じて)

「ママ・パパもお休みの時間/一人の時間があるんだよ」と伝えてみることで、子どもも“人にはそれぞれの時間がある”と学び、子どもが一人の時間の大切さを学ぶ機会にもなります。


3. パートナーと“公平な時間配分”を話し合う

育児や家事が一方に偏っていないかチェック。「交代でひとり時間を取ろう」と決めておくと、心の余裕も変わってきます。

※ 「どちらかが手伝う」のではなく、「どちらも担い手」であることを土台に話すことが大切です。


4. 子どもの遊び時間に“並行して”ひとり時間を取る工夫

例)子どもが公園で遊ぶ間に、自分はベンチで読書/深呼吸をしながら今に集中/好きな音楽を聴く「一緒にいながら、別のことをする」スタイルも効果的です。


5. 頼れる人・場所に頼る

祖父母、親戚、地域のサポートサービス、習い事、シッターサービス、家事代行などを活用して「任せることのできる所は助けを借りる」環境をつくる。完璧にこなすより、「できる形で乗り切る」ほうがずっと現実的です。


「ひとりになりたい」は、わがままじゃない

「なんか最近、イライラしやすいな」「疲れてるのに休めないな」そんなときは、心がひとり時間を求めているサインかもしれません。親である前に、あなた自身も一人の大切な人間。どうか、ご自身のための時間も、大事にしてあげてくださいね。


子育て中のストレスや心のモヤモヤが強くなったときはカウンセリングルームwabisabiでは、親御さんの「心の回復」や「ひとり時間の取り方」についてもご相談いただけます。


カウンセリングルームwabisabiへお気軽にご相談ください。

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