夏バテ?それとも心のSOS?
- chietokuyama
- 7月13日
- 読了時間: 3分

こんにちは。カウンセリングルームwabisabi とくやまです。夏の暑さが本格化してきましたね。みなさんどのようにお過ごしでしょうか?「なんだか毎日だるい」「眠っても疲れが取れない」「食欲がない」そんな感覚を抱えていませんか?
暑さによる“夏バテ”だと思っていたら、実は“心からのSOS”だった。違いが分からずどう対処していいか迷うことは少なくありません。今回は、身体の不調に隠れてしまいやすい“心の疲れ”のサインについてお話しします。
“夏バテ” VS “心の疲れ”
一般的に、夏バテは次のような身体的な症状が多く見られます。
食欲がない
だるさや倦怠感
寝つきが悪い
胃腸の不調
しかし、“心の疲れ”(=メンタル面のストレス)が原因でも、これらの症状は起こります。
だからこそ、「ただの夏バテかな」と見過ごしてしまうことが多いのです。では、どう見分ければよいのでしょうか?
隠れた「心の疲れ」のサインとは?
以下のような心のサインがあるとき、心のエネルギーが少しずつすり減っているサインかもしれません。
何もしていないのにイライラしやすい
普段なら気にならないことに反応してしまうとき、心が疲れているサインです。
人に会うのが面倒、連絡が来たときに返信が億劫
社会的なつながりを避けたくなるのは、回復が必要な状態のひとつです。
楽しかったはずのことに、気分が乗らない
好きなことにワクワクできないのは、心の余裕がなくなってきている証拠。
寝ても寝ても疲れが取れない
体が休まっても、頭や心が休めていない可能性があります。
「心の疲れ」に気づいたときのセルフケア
心が疲れているときは、“がんばる”ことより、“自分をケアする”ことが大切です。
「本当にやらなければならないこと」だけに絞る
ToDoリストを見直して、今日は“やらない”と決めて頑張りすぎない。
自分をいたわる時間をつくる
例えば、涼しい部屋で好きな香りを楽しむ。自分をホッとさせる小さなことが、心にしみわたります。
「疲れてるだけかも」と自分に言ってみる