年末年始、家族と過ごすのがしんどいと感じるときの対処法
- chietokuyama
- 2025年12月26日
- 読了時間: 3分

こんにちは。カウンセリングルームwabisabi とくやまです。年末年始は「家族と過ごすもの」「帰省するのが当たり前」という空気が強くなりやすい時期です。でも実際に、この時期に気が重くなる・憂うつになる・不安になるという声も、よく聞きます。「帰省や家族の集まりを考えるだけで憂うつになってしまう」「楽しめないのは自分だけなのでは、と責めてしまう」そんな気持ちは実はとても自然な反応なのです。
今回は、まず何故それらの気持ちが起こるのか、そしてその気持ちと向き合う具体的方法をお話しして行きます。
帰省・家族の集まりがしんどい気持ちを引き起こす理由
家族は、身近な存在である一方で、昔の役割に戻されたり、無意識に比較されたり、価値観の違いを突きつけられるやすい関係でもあります。特に大人になってからは、「今の自分」と「家族の中での自分」の違いが、しんどさとして表れやすくなります。疲れてしまうのは、あなたが弱いからではなく、それだけたくさんの感情や役割を引き受けてきたからかもしれません。
年末年始、家族と過ごすのがしんどいと感じるときの対処法
1.「嫌だと思う自分」を責めない
「家族なのに嫌だと思ってしまう」「憂鬱に思う私はおかしい」そう感じてしまう方はとても多いです。でも、感情は善悪で判断するものではありません。それらの感情は、あなたの心が何かを守ろうとして出しているサインです。
大切なのは、「こんなふうに感じる自分はダメだ」と抑え込むことではなく、「そう感じるほど、私は今しんどいんだ」と気づいてあげること。大切なことは、今の正直な気持ちにやさしく寄り添うことです。
境界線(バウンダリー)を意識するという考え方
境界線とは、「どこまでが自分で、どこからが相手か」を区別する心の線のこと。たとえば「相手の期待に応えられなくてもいい」「相手の感情を、すべて引き受けなくていい」「自分が疲れる選択を、必ずしもしなくていい」ということを、自分に許してあげることです。境界線を引く=冷たい、わがまま、ではありません。それはむしろ、関係を壊さないためのセルフケアでもあります。
境界線を引く具体的な方法としては
滞在時間を短くする
無理な話題からは距離を取る(親族でも全て理解し合う必要のないこともあると考える)
一人になれる時間をあらかじめ確保する(散歩、瞑想、お風呂の時間など)
「自分を守る」選択をする
家族を大切に思う気持ちと、距離を取りたい気持ちは、同時に存在していてもかまいません。家族だとしてもそれぞれ一人の人間なので価値観が違うのは当たり前です。誰一人としてあなたと同じ時代を同じように生きてきたわけではないからです。どちらかを否定する必要はなく、今のあなたにとって、あなた自身が安心できる状態を選択することが第一です。
自分を守るための具体的な方法としては
深く踏み込まない言葉を用意しておく(「そういう考えもあるんだね」「心に留めておくね」など)
その場から「一時的に離れる」
「自分の味方になる言葉」を心の中に持っておく(「私は間違っていない」「よく耐えている」など)
自分がしんどい状態で関わり続けるよりも、少し距離を置いたほうが、長い目で見て関係が穏やかになることもあります。家族を大切に思う気持ちと、距離を取りたい気持ちは、同時に存在していて大丈夫。必要なものは、「正しさ」ではなく「安全と安心」です。
もしこの時期に感じたモヤモヤやしんどさが、年が明けても心に残っているようなら、言葉にして整理することも一つの選択です。カウンセリングルームwabisabiでは、あなたのペースに合わせて安心できるサポートを提供しています。
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