メンタルがしんどいとき、病院に行くべき?
- chietokuyama
- 7月31日
- 読了時間: 2分

「気分が最近沈みがち…」「涙が出るけど、理由がよくわからない」「眠れない日が続いている」そんなとき、「これって病院に行くべき? それともカウンセリングでいいのかな?」と迷う方は多いのではないでしょうか。
病院に行った方がいいか迷ったときの目安
次のような症状が2週間以上続く場合は、医療機関(心療内科や精神科)で相談するのが安心です。
夜眠れない、あるいは寝すぎてしまう
食欲が極端に落ちる、または過食してしまう
今まで楽しめていたことが楽しめない
気分が落ち込んで動けない
死にたい気持ちが頭をよぎる
これらは、うつ病や不安障害などのサインかもしれません。医療機関では、必要に応じて診断や投薬、休職のサポートなどが受けられます。
「そこまで重くないけど、つらい」ならカウンセリングも選択肢
モヤモヤした気持ちを話したい
職場や家庭の人間関係に疲れている
つい自分を責めてしまう
自分の気持ちを整理したい
このようなときには、カウンセリングがとても役立ちます。カウンセラーとの対話を通して、今の自分の状態を客観的に理解できたり、こころの整理が進んだりします。
医療機関の受診&投薬とカウンセリングの併用
国内外の研究やガイドラインでは、「薬だけ」または「カウンセリングだけ」ではなく中等度以上のうつ病や不安障害において、薬とカウンセリングを併用する方が回復が早く、再発も防ぎやすいと報告されています(日本うつ病学会・厚生労働省 2016 ;APA, 2010;WHO2017)
頼ることは“自分を大切にする力”
「まだ自分で頑張れるかも…」「こんなことで相談していいのかな…」そんなふうに迷っている時点で、あなたは自分の心のサインに気づいているということです。誰かに話すことは、弱さではなく「自分を大切にする力」のひとつです。
一歩踏み出すきっかけとして
病院に行くべきか、カウンセリングでよいか…迷うときは、どちらでも間違いではありません。それよりも、「今の自分に必要なケアってなんだろう?」と立ち止まることこそが大切です。カウンセリングルームwabisabiでは、「まずは話してみたい」という気持ちを大切にしています。どうぞお気軽にお問い合わせください。
ご相談はこちらからホームページ / カウンセリングルームWabisabi お申し込み
参考文献
日本うつ病学会(2016)『うつ病治療ガイドライン 第3版』
厚生労働省「こころの耳」https://kokoro.mhlw.go.jp
American Psychiatric Association. (2010). Practice Guideline for the Treatment of Patients with Major Depressive Disorder (3rd ed.).
World Health Organization. (2017). Depression and Other Common Mental Disorders: Global Health Estimates.






