top of page

みんな楽しそうに見えるゴールデンウィーク・長期休暇に、孤独を感じるあなたへ

  • 4月27日
  • 読了時間: 3分

ゴールデンウィークや長期休暇。SNSを開けば、旅行や帰省、友人との楽しい時間があふれている。街もどこか浮き足立っていて、「楽しい時間を過ごすのが当たり前」のような空気があります。そんな中で、「なぜか気持ちが重い」「自分だけ取り残されている感じがする」「自分に居場所はない」そんな感覚を抱いていませんか。


もしそうだとしたら、それは決して珍しいことではありません。特に、海外での生活や経験がある人ほど、この時期に独特の孤独を感じやすいことがあります。


なぜこの孤独が生まれるのか?

海外での生活は、価値観やものの見方を大きく変える体験です。多様な文化に触れ、自分なりの考えや感覚を育ててきたからこそ、帰国後にふとした違和感を覚えることがあります。


例えば、

・昔は自然に馴染めていた会話に、どこか距離を感じる

・「みんなと同じ」でいることに息苦しさを感じる

・自分の考えをうまく言葉にできず、黙ってしまう


こうした体験が重なると、「ここが自分の居場所なのだろうか」と感じることがあります。そしてもう一つは、「どこにも完全には属せない感覚」です。海外にも、日本にも、それぞれに自分の一部はある。フィットする部分もフィットしない部分も学んだからこそ、どちらにも100%しっくりくるわけではない。


この“あいだにいる感覚”は、とても繊細で、同じ経験をしていない人にはなかなか伝わりにくいものです。


なぜGW・長期休暇は特にしんどくなるのか

普段は気にならないこの違和感も、ゴールデンウィークのような長期のお休み時期には強く表に出てきます。理由のひとつは、「比較」が増えること。楽しそうな投稿や会話に触れる機会が増え、「自分は何をしているんだろう」と感じやすくなります。


また、家族や昔の友人と過ごす中で、価値観の違いを改めて感じることもあるかもしれません。悪気のない言葉に、どこか傷ついたり、説明することに疲れてしまったり。そして何より、「楽しく過ごさなければいけない」という無言のプレッシャーが、心をさらに窮屈にします。


心が少し楽になるセルフケアのヒント

こうした孤独を感じたとき、無理にそれを消そうとしなくても大丈夫です。

ここでは、心が少し楽になるための具体的な方法をいくつかご紹介します。


①「どこにも属せない」と感じたときにそれを言葉にする


例えば、ノートやスマートフォンに「私は今、どこにも完全には属せないと感じている」と、そのまま書いてみるだけでも構いません。大切なのは、“整理すること”よりも、“気づく=認知する”ことです。


② ソーシャルメディア(SNSなど)と一時的に距離をとる


例えば、GWの間だけSNSを見る時間を決める、それが難しい場合は例えばインスタグラムのストーリだけ見ない、自分の投稿だけして終わる。それだけでも、思考の流れをリセットしやすくなります。


③ “小さな居場所”を意識的に作る


例えば、気を使わずにいられる人と連絡を取る、落ち着けるカフェや部屋で自分らしくいられる時間(読書、散歩など)を作る。


どの場面でも共通して大切にしてほしいことは、「今こう感じている自分でもいい」と、やさしく声をかけること。違和感や孤独を感じることはあなたがこれまでに経験し、変化してきた証でもあります。だからこそ、そのままでここにいていい存在だと自分に伝えることが大切です。


おわりに

カウンセリングルームwabisabiでは、海外経験や価値観の違いに揺れる気持ちも含めて、安心して話せる時間を大切にしています。


無理に前向きにならなくても大丈夫です。今感じていることを、そのまま言葉にしてみるところから、一緒に始めてみませんか。


bottom of page